1. HOME
  2. インタビュー
  3. 田村 佑治|パートナー

田村 佑治|パートナー

一丸となって、成し遂げる喜びがある。

ワンチームで働ける日建スチールは気持ちが良い。

19年以上の軽天職人キャリアを持つ田村さんに、
職人になったきっかけや仕事のやりがい、現場でのチームワークについて話を聞いてみました。

ニッカポッカがきっかけ。海から職人への転身。

━ まずは田村さんが職人になった経緯について教えてください。

高校卒業後すぐに、海が好きで大阪市内のお店でスキューバダイビングのインストラクターをやっていました。ほぼ週6の手取り10万で『飯が食えない』ってなって、そこを辞めて同級生の紹介で軽天の仕事をはじめました。

━ なぜ軽天をやってみようと思ったんですか?

最初は続ける気なかったんですよ『ニッカポッカ、かっこええな』と思って。軽い気持ちではじめてみました。

━ 実際にやってみてどうでしたか?

やってみたら、仕事を覚えて数値叩けば、お金になって返ってくることにやりがいを感じて、意外と続けられましたね。あと当時の親方に現場終わりに『飲みに行こう!』と何度も誘ってもらって、それが楽しかったのもあります。仕事後に飲みに行くのが好きでした。

軽天の仕事も早く上達したくて、よく上手な人に話を聞きに行ってました。仕事がキレイな人や仕事が早い人がいたら、『どうやってんねやろう』って気になってやり方を聞いてましたね。若かったから『やる気あるな〜!』って可愛がって教えてくれる先輩ばっかりでした。

言いたくなくて。『できない』は言ったことがない。

━ 以外に仕事を早く覚えることが出来た理由を教えてください。

自分の性格上『できない』って言うのが嫌で、できなくてもできるってまわりに言って、まわりに聞きながら、なんとかやってましたね。

━ それで全部ができるようになったんですか?

いやあ、できないね(笑)結局できなくて、めっちゃ怒られるとかありました。でも僕はそうやって仕事を覚えていきましたね。

━ アグレッシブに仕事されていたんですね!会社やチームには早く馴染みましたか?

僕が仕事終わりに飲みに行くのが好きで、親方が積極的に飲みに誘ってくれたので、環境にはすぐに馴染めました。

━ いま田村さんは軽天でお仕事をされて何年でしょうか?

もう19年、20年ぐらいになります。下地もボードも両方やってきているので、どちらもそれぐらいの経験はありますね。

━ ちなみにどちらが好きですか?

下地です(笑)モノを作っている感じがあって、図面を見て、どう下地を組もうかなって考えるのは好きですね。

自分のあとに仕事をする人のことも考える。

━ 田村さんの班は何人ですか?

僕ともうひとりずっと一緒にやっているやつと、ベトナム人が2人の計4人です。ベトナム人は7年と5年でふたりとも、もう長いね。

━ 田村さんが仕事をするうえで、心がけていることがあれば教えてください。

どうすれば現場がきちんと収まるのかを考えています。現場の規模によるけど、現場全体を見て、材料の置き方ひとつ、いつどこに置くのか、また現場で役割をはっきりさせて、各々が責任もってやることが大事です。全体の工程が早くなると思ったら組や所長さんに「こうすると早くなる」というアイディア出しは積極的にやっています。あとは後続の仕事がしやすいというのもこだわっています。

━ 下地の次にする仕事がやりやすいように下地のお仕事をされているんですか。

そうですね。下地を組むときは、ボードを張りやすいように考えて、下地がまっすぐ立っていることやピッチ、天井のバーの通り方も意識しています。 昔に「田村が下地を組んだところに、ボードを張りに行きたい」って言われたのは嬉しくて今でも覚えてます(笑)

日建は現場を成功に導くチーム力がある。

━ 日建スチールで約6年働いていますが、印象に残る仕事はありますか?

豪雪地帯の現場!雪が膝までくる豪雪地帯に、はじめて行きました(笑)日建スチールの多くの班が全員出張で参加していたこともあって、一緒に飲みに行くことで仲良くなったので記憶に残っています。寒い現場でしたけど、みんなで頑張って仕上げた良い現場でした。

━ 日建スチール、施工管理とのコミュニケーションはありますか?

あります。現場が終わっての振り返り、他の業者さんとのやり取り、話せる機会がしっかりとあるので、その時にいろんなことを話しますね。

━ 「施工管理」に期待していることはありますか?

良いお客さんを探してほしいと思っています。素晴らしい所長さんは、職人とのコミュニケーションがうまい人が多いです。感謝の気持ちをきちんと伝えてくれる人もいて、仕事をする上で気持ちが良いです。僕たちも現場で良い仕事をするために頑張っているので、そんな素晴らしいお客さんを探してほしいです。

━ 日建スチールの施工管理は、その期待に応えていますか?

ばっちりです!日建スチールの施工管理から、お客さんが「日建スチールは他の業者の工程も考えてやってくれるからお願いしたい」と言っていたと聞いて、嬉しかったですし、やっぱり信頼されることは大事だなと。「またこのチームに任せたい」と思ってもらうような仕事をすることで、また仕事をお願いされるんだと思っています。

━ 日建スチールの施工管理ともっと信頼しあうために何か出来ることとかありませんか?

僕はもっと飲みに行きたいね(笑)日建の施工管理に若手が入ってきて、気軽に携帯鳴らして「飲みに行きましょう」とか言ってほしいです!

━ 日建スチールと他の会社の違いがあれば教えてください。

偉そうな人がいないので、仕事がやりやすいです。あと、チーム力が高く、他の班が失敗していても、積極的にサポートする雰囲気があります。高齢の職人さんをサポートしたり、一緒に仕事をして生産性を高めるという意識があります。数値を追求するだけでなく、現場全体を成功に導くことを大切にしている会社だと思います。

━ そろそろ最後になります。職人を目指す人に、一言メッセージもらえますか。

職人って、そんなしんどくないよ!って言いたいですね。朝早いっていうのはあるんですけど、労働時間は短い。8時〜17時までの勤務時間のうち休憩2時間で7時間労働だし、そんなにしんどくない。空調服も出来て、夏の暑さもわりと大丈夫になった。一度チャレンジしてみてほしいね!

本日はありがとうございました。

インタビュー名
田村 佑治|パートナー
所 属
株式会社ACT
職人になる前は?
スキューバダイビング
職人を目指す!